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2016年11月7日月曜日

2016年のグランパスを振り返る その1 開幕前 監督・人事編

Jリーグも終わり、天皇杯もすでに敗退しているので年末までにはまだ時間がありますが個人的な2016年のグランパスの総括を。


まず最初に選手や監督人事について。

2016年度のグランパスの始まりとして2年間続いた西野体勢が終わり、小倉体制となりました。

西野体制の成績は以下の通り

<1年目>
リーグ 10位
ナビスコ杯 グループ敗退
天皇杯 ベスト8

<2年目>
リーグ 9位(1st9位、2nd10位)
ナビスコ杯 ベスト8
天皇杯 2回戦敗退

2年連続で中位に沈んだ責任を取る形での引責退任という色が見える形での解任だったかなと。
そしてその後釜に着いたのが2015年の途中からからGM職としてグランパスに関わっていた小倉監督でした。

ちなみにGMというのはゼネラルマネージャーという、チームの編成や方針、選手の獲得や下部チームからの引き上げ等を行う総責任者という役割ですね。
言ってみれば監督の更に上の役職だと思ってもらえれば分かりやすいかなと。

実際に小倉にどれくらいの権限があったかというのは分かりませんが、チーム決定の中枢にいたという事、小倉がGM職に就いた時点である程度、小倉監督というのは将来的には既定路線だったと思われます。

就任自体が2015年の夏頃だったのでこの頃からすでに監督変更の可能性があったのかなと今さらながらに考えます。

そして2016年、満を持して小倉監督体制が生まれました。
前年からチーム編成に関わっていた事もあり、ある程度はチームの内情にも詳しく、尚且つ、新戦力の獲得などにも関わってきた本人としてやりやすい環境ではあったと思います。

しかしながらファンとして不安要素は現場指揮経験がないという事。
地元出身のJリーグ創成期のスター選手というだけで果たしてチームを浮上させる事が出来るのか、そこは誰も分かりませんでした。
正直、不安8割、期待2割位のイメージでしたね、自分としては。

選手も大幅に入れ替えをしました。

2015年までの主力であった闘莉王を始め、外国人選手と契約解除し、即戦力として長身FW新外国人のシモビッチやベテランの明神、安田理大などの加入が発表されました。

注目は北欧、スウェーデンからという珍しい助っ人外国人シモビッチ。
約2メートルという長身FWはJリーグを制覇した際の主力であったケネディを彷彿とさせますね。

明治大から和泉、高橋という即戦力級の新人も含め多くの新戦力の加入がありました。

退団選手、特に外国人選手に関して言えば、実績がある選手達でしたが年齢的にもかなり高くなってきており、尚且つシーズンでの活躍も芳しくなかった事も影響したかなと。

ここで注目されたのはやはり闘莉王の退団ですね。

その強烈な個性はチームとして取り扱いが難しい物だと分かっていましたが、シーズンを通して守備に、攻撃に中心として活躍してきた選手の退団というのは新シーズンに向けて良い方向に出るかどうか、かなり怪しい選択でした。
それを行ってでもチームを変えていく、そういう決意の表れなのかなと。

多くの不安を抱えながらグランパスの2016年のシーズンは始まった感がありますね。




シーズン開幕前からシーズンに関してのまとめはまた後日。

それでは(・ω・)ノ

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