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2017年12月16日土曜日

Jリーグの強さについて考える。 その3 韓国のクラブと比較してみる

前回、前々回に続いてJリーグとアジアの他の国々と個人的な比較をしてみる(・ω・)ノ

前回、前々回の記事はこちら↓
Jリーグの強さについて考える。 その1 中東のクラブと比較してみる

Jリーグの強さについて考える。 その2 中国のクラブと比較してみる

今回は韓国編。

中東や中国と同じく韓国もエリートシステムが強い国ですよね。

サッカーでプロになりたくてもエリート街道を進んでいかないと続けること自体が難しいというのがあります。

韓国のリーグは少し前まで野球のようなドラフト制度があったりしたんですが、今はなくなって、更に自前のユース作りに力を入れ始めたりと転換期を迎えているようです。

韓国のクラブは給与面や人気等でもJリーグの下位互換だと考えても間違いないと自分は思っています。

なのに何故強いのか。

それはエリートシステムに加えて兵役制度が関係しているのではと自分は思っています。

オリンピックやW杯である程度以上の成績を得たりすると兵役を免除されたりする優遇措置もあるのですが、その恩恵に受けれるのは一部のみであり、多くの人が兵役に就くことを義務付けられています。

ちなみにこの兵役義務はおよそ2年でその最中は月給1万円程度、休日は期間全体で10日しかありません。

これらを回避するために代表へ、そして良い成績を残そうという想いの強さが韓国の力の一端を担っていると思います。

またこの兵役制度によりチームから選手が離脱するのは当然であり、兵役中は軍や警察のチームに所属してリーグに参加出来る場合もありますが、もちろん枠の都合で出られないのはもちろん、所属出来ない可能性もあります。

またこの兵役のおかげ?でチーム全体として選手の入れ替わりが頻繁に起きるのは容易に想像が出来ますよね。

選りすぐられたエリートが兵役で抜けた選手の穴を埋めるために補充され、実戦経験を積めるという、自分には良いのか悪いのか分からないですが、サイクルの一つとして存在しているのは間違いないです。

Jリーグにはアジア枠があり、給与的にもKリーグより良いので一部の有力選手はJリーグに流れてきてたりもしますが、そのステップアップの場としてKリーグで活躍するという事の大切さというのがあるというのも強い理由の一つと言えるかもしれません。

勝ち続けないとサッカー自体を続ける事が難しいという環境はどこでも一緒だと思いますが、兵役という足かせがある事により、その思いが他の国に比べてより強いといのが韓国の強さなのかなと。

言葉にすると簡単なんですが、その想いの強さみたいのは代表戦等で特に感じる事が出来ますよね、韓国…。

あの強さは日本人にはないものだなといつも考えさせられます、ほんと。



今度は日本国内に目を向けようかなと。

それでは(・ω・)ノ

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