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2017年6月16日金曜日

22年目の告白ー私が殺人者ですーを観てきた(・ω・)ノ

藤原竜也と伊藤英明のW主演映画、「22年目の告白ー私が殺人者ですー」を観てきました(・ω・)ノ

連続狂気殺人事件の犯人が時効成立後に世間に現れるというこの映画。

あらすじとしては以下の感じでしょうか?

最後の事件が行われたのが法律で凶悪事件の時効を認めないと改正される前日という、警察、被害者側としてはもどかしさが募る事件の犯人が再び現れる。

突然、自らが事件の犯人であり、一連の事件の真相を記した告白本を出版し、世の中から半ばカリスマの様に扱われ、一躍時の人となる藤原竜也演じる曾根崎。

事件の担当者の一員であり、犯人をあと一歩の所で取り逃がし、上司をも殺されてしまった伊藤英明演じる牧村。

殺人者を告白した曽志崎とそれを追っていた牧村を中心に物語は展開されていきます。


個人的な物語の見どころは以下の感じ。

曾根崎が行ったと告白した5件の連続殺人事件は全て殺された人物の目の前にその人物と深い関係を持つ目撃者を作って行われるという本当に狂気的な事件。

ある者は目の前で奥さんを、ある者は愛人をと親しい人物の目の前で犯行が行われているのに捕まることなく時効を迎えてしまった事件の犯人を目の前にし、今も生きる被害者、そして捜査に関わった警察の葛藤が本当に辛さを感じさせてきました。

行った犯罪の中身もそうですが、それを告白本としてまとめて出版するという本当にクズな感じの行為なんですが、それを見てカリスマ的に持ち上げてしまう民衆の怖さというのも本当に怖い。

しかし、実際この様な事が起きたら同じような事が起きてしまうのではないかと考えさせられる、その点もこの映画の見どころの一つではないのではないでしょうか?


主演の藤原竜也と伊藤英明の二人の演技も本当に良かったなと。

まずは藤原竜也。

ネット上ではクズ役をやらせたら本当に上手いとか言われていますが、ほんとそれですねw

見た目にも綺麗というか目を引く人間が捕まる事が無かった犯罪者として世に現れたら映画ほどではないにしろある種のカリスマ性を帯びる事があるのではと本当に感じさせました。

見た目にも魅力的で、なおかつ知性すら感じさせるその雰囲気は得体のしれない魅力を感じさせました。

そしてもう一人の主演、伊藤英明。

事件に携わり、なおかつ被害者の一人という事で固い職業の刑事という役柄なのですが、冷静な感じを出しているものの、やはりどこか壊れてしまっている感が出ており、その内なる葛藤みたいのが感じられました。

法律の下、裁く事が出来ない犯人に対して警察として他の被害者を抑える反面、犯人に対する怒りというものもあり、時にそれが爆発したりという面も見せました。

二人の魅力的な俳優がこの物語をより面白くさせてくれたなと思いました。


物語は二転三転し、正直思いもよらない感じで展開していきました。

物語の内容に関してはぜひ自分の目で観てほしいなと思います。

本当に観ていて面白く、また考えさせられる映画だなと思いましたが、これ地上波でやれるのかな?とも思いました(´・ω・`)

結構グロいシーンが多々あり、そこら辺を考えるとなかなか難しいかもしれんなと正直思ってしまいました(´・ω・`)

原作小説もあるみたいですけど、そっちとの違いってのはあるのかな?

そこら辺も気になるところですね。



あまり映画館へ映画を見に行くことが無い自分ですが、今回この映画を見に行って本当に良かったなとしみじみ思っています。

それでは(・ω・)ノ

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