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2017年8月24日木曜日

審判について考える その4 野球審判の給料について

審判について色々と考える事があったので今回は第四弾。

前回に引き続き審判の給料について、今回は野球編。

野球の審判に関してはサッカーより複雑です。

まずプロ野球で審判になるためには12月に行われるNPBアンパイア・スクールを受講する必要があります。

ここで認められることが出来れば翌春のキャンプに参加する事が出来、そこで改めて適正等を判断され、合格出来るとNPBと「育成審判」もしくは「研修審判」として契約を結ぶ事が出来ます。

ちなみに育成審判というのは2軍の試合で経験を積みながら1軍を目指すもの、研修審判というのは独立リーグに派遣されそこで経験を積み、育成審判を目指していくというものらしいです。

ちなみに給料は1軍の審判が最低保証で750万、2軍が345万で出場手当として1軍球審が3万4000円、塁審が2万4000円、控えが7000円、2軍で2000円支給されるそうですが、移動費などは自分で出すことになるそうです。

さらに研修審判は年俸90万で育成審判は値段が分からなかったのですが研修審判に出場手当がつく感じでしょうか?

育成、研修時代の金額を考えると生活する事すら厳しそうですね…。

更に先日終わった高校野球ですが、この高校野球や大学野球などの審判はそれぞれの連盟に登録し、研修等を受講したボランティアといったレベルの存在で行われています。

一部の公式戦では1日あたり数千円の報酬が出るようですが基本的にはほぼ無報酬という状態…。

野球界は特にアマとプロの垣根が厳しいので統一した団体のような物が作りにくいというのもありますが、これは正直どうなんでしょうか…。



サッカー界はともかく、野球界に関しては特に審判に関してかなり厳しいものを感じるこの給料のお話…。

少しは知ってたけど調べてちょっとゾッとしました…。

それでは(・ω・)ノ

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