元日本代表監督の岡ちゃんこと、岡田武史がオーナーを務めるFC今治がJFL昇格を決めましたね。
昨年は1次ラウンドで敗退し、叶わなかったJFL昇格ですが、今回は2連勝で2位以内を早々に確定し、見事に昇格を決めることが出来ました。
それにしても、いつも思いますが、JFLに上がることは本当に大変だなという事です。
例年のレギュレーションとして、全国地域リーグ決勝大会(通称:地域決勝)で上位2チーム以内に入るという事が条件となります。
JFLからJ3に昇格等でイレギュラーがあるものの大体こんな感じの条件なのですが、まずこの大会に出ること自体が大変。
北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州の各地域1部リーグで1位になるか、全国社会人サッカー選手権大会(通称:全社)で上位に入る事が出場の条件になります。
地域リーグで1位という条件も大変ですが、全社で上位に入る事も難しいという事は今年の全社では1部で1位になったチームが1位どころか3位までにも入っていないという事で分かるかなと思います。
それ位この大会に出ること自体が大変なんですが、2年目にしてこの偉業を成し遂げたことは本当にすごい事だなと。
そもそも、地域リーグのチームというものはほとんどの選手がサッカー以外の仕事をしながら参戦しています
時々、もの凄く強いチームがポッと出てくる事なんかもあるのですが、それぞれの環境の問題等により、その強さを維持していくという事が本当に大変。
元々、FC今治というのは地域リーグでも強豪として有名で天皇杯では当時J1に所属していたサンフレッチェ広島を撃破してニュースになったりした事もありました。
2014年末より岡田武史という圧倒的なネームバリューを持ったオーナーが就任し、かなりの選手補強をして挑んだ昨年は夢叶わず。
今年、再度の挑戦でしたが、全社では2回戦で敗退など、その道のりは簡単なものではありませんでした。
今回の1次ラウンドでもヴィアティン三重に負けてのグループ2位、ワイルドカード枠での進出とかなりギリギリだったので実は本当に危なかった。
そういう意味でも今回の昇格はかなり嬉しい出来事かなと思っています。
来年度は一年でのJ3昇格を目標に掲げていますが、JFLもまた簡単ではないので一体どうなるか、引き続き注目していきたいなと思います。
それにしても、岡ちゃんが今治に関わりだした事により、世の中での地域リーグサッカーというものへの注目度も上がったのかなと、そこらへんも含めてこの2年というのはサッカー文化のすそ野拡大という点でも結構よかったなと。
実はサッカーの地域リーグというのは結構広くあり、地域リーグで2部まで、自分の地元、愛知県では県リーグで3部まで、さらにその下の地域リーグとかなりすそ野が広くなっています。
そういう所にも少しでも注目がされるという事は自分としてはうれしい限りかなと。
来年度からはJFL、つまり全国リーグとなり、これまで以上にお金なども掛かる事になりますが、地域リーグの雄としてFC今治が更なる飛躍をしてくれる事を願っています。
それでは(・ω・)ノ
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