嫌な予感はしていました。
その予感が当たらない事を祈っていました。
でも当たってしまいました。
グランパス、初の降格です。
つい先日にも書いていましたが、残留争いの最終節、グランパスは暫定では一番下でしたがある意味で有利な状況にいました。
残すは最終節のみ!!残留争い崖っぷちだよ、グランパス!!
そして迎えた今日11月3日、最終節。
結果を先に言えば1-3で見事にJ2降格が決まってしまいました。
そんな感じで試合を振り返ります。
Jリーグ最終節、残留争い真っ只中のグランパスはホームですでに降格が決まっている湘南ベルマーレを迎えての試合です。
残留の条件としては負けるなら新潟が4点差以上で負ける必要が、引き分け以上他のチーム次第ですが他のチームの対戦相手が強いので結構確率がありそう。
そんな感じなので第一条件として負けるのは絶対ダメという感じですね。
試合が始まって前半6分、いきなりベルマーレの山田直輝に先制点を決められます。
今日の試合、山田直輝がスゴイ輝いていましたね。
嫌なところでボールに絡んでベルマーレのリズムを作っていました。
先制点も右サイドから中に切り込んでPA外からミドルを決めました。
残留に気負っているのか随所で空回り感が半端ないグランパス。
基本的にベルマーレのペースで試合が展開していきます。
セカンドボールを拾われて、パスも噛み合わず、シュートを撃つも枠に飛ばず、嫌な雰囲気しか漂わない、そんな時間が続いていた中、それを破ったのはまたしてもベルマーレでした。
36分、右サイドからのセンタリングに高山が合わせて2点差。
そのまま悪い雰囲気を引きづってピンチだらけのまま前半を終えました。
前半を終えて他の会場は以下の通り。
ベガルタ 0-1 ジュビロ
ヴァンフォーレ 0-0 サガン
アルビレックス 0-1 サンフレッチェ
ジュビロは元々、ほぼ抜け出し確定なので良いとしてアルビレックスが負けている。
引き分け以上に持ち込めれば残留できるという状況。
応援しているこちらにも力が入ります。
ハ・デソンを酒井に変えて後半スタートのグランパス。
後半開始5分、CKの際にファウルを貰いPK獲得。
これをシモビッチが落ち着いて決めて1-2。
ここからグランパスのペースが加速します。
惜しいシュートが何本か続き、前半とは打って変わってリズムが目に見えて良くなっていたなと。
もう1点、行けるかもしれん、そう思い始めていました。
そんな想いを抱き始めた後半15分、またもベルマーレの山田がやってくれました。
カウンターから右サイドでボールを持つとトゥーリオと対峙。
ターンでかわそうとするもトゥーリオの足に当たる。
しかし、ボールは運悪く、山田の進行方向に転がる悲劇…。
そのままフリーでPA内に持ち込んで思い切りふりぬいたシュートがゴールに突き刺さる…。
試合時間、残り30分。
2点差は非常に大きい…。
ちなみにその時他会場は前半終了時と変わらず。
このままでは降格が決まってしまう。
焦るグランパスはパスもちぐはぐで攻め込まれるシーンが再び増えだします。
後半30分、古林に変えて川又投入。
トゥーリオも最後尾から少しポジションを上げて全体的に攻めの姿勢を示すも焦りからかボールが上手くつながりません。
そのままいくつかのチャンスを生み出すも得点をする事なく試合終了。
試合終了のホイッスルがなった時、本当に歓声が止んでしまいました。
テレビ観戦の自分でしたが、びっくりするくらい歓声が無くなってしまってました。
ちなみに他会場の結果は以下の通り。
ベガルタ 0-1 ジュビロ
ヴァンフォーレ 0-1 サガン
アルビレックス 0-1 サンフレッチェ
引き分け以上なら残留出来たグランパス。
引き分けに持ち込めなかったグランパス。
さようなら、J1、こんにちわ、J2。
メンツだけで言えばグランパスの方が揃っていたと思うのですが、チームとしてみたら圧倒的にベルマーレだったなと本気で思った今日の試合。
ベルマーレは山田が本当に今日は輝いていました。
そしてチームとして皆が走ってセカンドボールをよく拾っていたなと。
対してグランパスは先制された事により、焦りが目に見えて出ていたなと。
攻め急いでパスが繋がらず、相手に拾われてピンチを作り、多くの時間を相手のペースでしか試合が出来なかった。
来季からJ2の舞台で戦う事になりましたが、今日の試合を観ているとベルマーレより上に行く事は現状厳しいだろうなと。
色々あった今シーズンですが、来期に向けてチームがどうなるのか、今後の動向に注目したいなと思います。
今シーズンのまとめはまた後日…。
なにはともあれ長いシーズンお疲れ様でした。
そしてレッズ、年間1位おめでとうございます。
それでは(・ω・)ノ
1年後待ってますよ。
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