Translate

2016年7月27日水曜日

「ビフォーアフター」提訴される!!

なんという事でしょう!!

お馴染みのTV番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」でリフォーム工事を行った建設会社が追加発生した工費を巡って損害賠償を求めたとの事。


ビフォーアフターと言えば問題のある家屋をリフォームする事により家族の問題を解決するというコンセプトの番組ですね。

今回の問題は2200万で契約した工事でその後、追加工事や補強工事が発生したのにその工費が払われていないという事らしい。
その損害賠償の金額が2900万円!!
元々の工費より高いやんけ( ゚Д゚)

自分はあまりこの番組観て無いんで詳しくは言えませんが、そこそこ問題を起こしてしまっているイメージはあるんですよね( 一一)

伝聞もありますが問題は以下の3点。

・デザインの問題

・工費の問題

・周囲への影響

まず第一にデザインの問題。

どうやら匠はこの番組でデザイン料を貰っていないらしい。
それは無償で匠の技術を宣伝できるという事で差し引き0という計算なのでしょう。
その分、デザインは匠に一任する事が前提になっているそうな。
要は匠のコンセプトハウスという形に近い物になるという事ですね。
不満がある場合は放送終了後に修正工事を行っているとか…。
ちなみにその費用はテレビ局や制作会社が持っているという事です。

ちょっと本末転倒な話な気がしますな…( 一一)

次に工費の問題。

上にも書いたように匠のデザイン料が無いため、通常織よりも格安になります。
同様に建設会社の方も多少の割引が出てくることは間違いないでしょう。
やはりこちらも参加する事により無料の宣伝費という感じで差し引かれる部分というのは出てきますからね。
しかし、視聴者にはそれが分からない人がいる。
ビフォーアフターであの金額であれだけできるんだからという話が山ほど出ると住宅関係の友人から話を聞いた事があります…( 一一)

通常の工事があの金額で出来るはずがない。
それはちゃんと認識してくれるようにしないと本当に迷惑( ゚Д゚)

最後に周囲への影響

これは工費の問題で書いた事と被りますが、一般の住宅メーカーに多大な迷惑を与えているという事。
テレビでやっていた事を同じ費用でやってくれという話が山ほど出てきてるという話ですね。
モデルルームの解体とかで出た新品同様のユニットバスやらシステムキッチンやらを格安で使う等の裏ワザで安くするという演出としては素晴らしいものでも実際それをやれと言われると物も簡単には確保出来ないでしょうし、保証も出来ないのでお勧めは出来ないですよね。
テレビ的には面白いのかもしれないですが、一般のメーカーには悪い影響を与えてしまいますよね。

あくまでテレビ的な演出も含めて番組は成り立っているので、通常では出来ない事も山ほどあるという事をしっかり認識しておいてほしい(´・ω・`)

人生の中でもトップクラスの費用がかかるであろう、自宅のリフォームという問題ですので色々な問題が起こる事は容易に想像が出来るのですが、注文している相手側にも生活がある。
なんでもかんでも格安でやってくれるなんていう事は本当にありえない問題だという事だけは本当に忘れてはいけない事だと思うのです…( 一一)

話は戻って今回の訴訟問題。
全面的に争っていく様な感じになるそうですが、この続報が今後ニュースで取り上げられる事は、まあないでしょうね…( 一一)
自分の所の不祥事案件をわざわざ自分で報道しないですから…( 一一)




夢のある話にも裏側があるという事をしっかり認識しなきゃとしみじみと実感です(´・ω・`)

それでは(・ω・)ノ

0 件のコメント:

コメントを投稿