日本のサッカーがー!!とか自分たちのスタイルが―!!とか色々とありますが、いまいちイメージが出来ないので個人的に他の国々のイメージとスタイルについて考えてみようかなと。
前回までの記事はこちら↓
色んな国のサッカースタイルを考える件 その1 サッカー王国ブラジルについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その2 ゲルマン魂ドイツについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その3 カテナチオの国イタリアについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その4 南米の異端児アルゼンチンについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その5 無敵艦隊スペインについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その6 永遠のダークホースクロアチアについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その7 スーパーイーグルスナイジェリアについて考える
色んな国のサッカースタイルを考える件 その8 多国籍軍団フランスについて考える
第9回はポルトガルです(・ω・)ノ
今、ポルトガルと言えばC・ロナウドですよね。
現在、世界最高のサイドアタッカーと言っても過言ではないC・ロナウドですが、ポルトガルという国は昔から優秀な選手を輩出しています。
最近で言えばC・ロナウドやナニ、ペペ、古くは黄金世代と呼ばれたフィーゴやルイ・コスタ、パウロ・ソウザ、更に昔で言えばエウゼビオなど優秀な人材を多く輩出していますね。
近年で言えば特にC・ロナウドやフィーゴに代表されるサイドアタッカーの人材に多くの選手を輩出しているポルトガルですが、その背景にはブラジルとの歴史的な背景があるのかなと。
ブラジルは南米の中でポルトガルの植民地であったという過去があります。
そのつながりでポルトガルとブラジルは強いつながりがあります。
サッカーの世界でもそのつながりは強く、ポルトガル経由で欧州に進出してくるブラジル人は多くいます。
そしてブラジルを母国にしているもののポルトガル代表を選ぶ選手も数多く存在します。
その代表で言えばデコやペペが有名ですね。
その影響を受けてか、ポルトガルのリーグは個人技に秀でたサッカーをすると言われています。
個人技に秀でた選手が多く輩出される背景にはこのブラジルとの関係性が大きく影響していると考えられますね。
そんなブラジルの影響を大きく受けるポルトガルは欧州スタイルのカウンターサッカーというよりパスと個人技を主体とした攻撃的なサッカーをします。
少し前までは特にデコやルイ・コスタといういわゆる10番と呼ばれる司令塔を用いたオールドスタイルとも言われるパスサッカーをしていましたが近年はC・ロナウドに代表されるサイドアタックを武器として戦っていますね。
パスと個人技でのアタッキングサッカーというのがポルトガル代表のスタイルと言えると思います。
近年で言えば2016年のEUROで優勝するなど強さを発揮しているのですが、トップクラスの強豪国と言われないポルトガル。
強豪ではあるもののいつも優勝候補には上がらないポルトガル。
それはひとえに強力な点取り屋がいないというのが大きいのかなと。
現在はC・ロナウドという稀代のアタッカーがいますが、彼は点取り屋ではあるもののいわゆるセンターフォワードではありません。
これはポルトガル代表が長らく抱えた問題ですよね。
フィニッシャーまで出来るC・ロナウドという稀代のアタッカーでどうにかその問題をクリアしているものの、そこを封じられた際の得点力というのが問題で…。
黄金世代と呼ばれたフィーゴやルイ・コスタの時代もフィニッシャー問題がありました。
また、優秀なアタッカーを輩出している反面、DF面がそこまで優秀な選手を輩出出来ていないという問題もあります。
リオW杯では勝ち点4を獲得して2位のアメリカと並んだものの、初戦のドイツ戦で4失点したせいで得失点差でグループリーグ敗退してしまいました。
個人としては優秀な選手を定期的に輩出しているもののチームとしてみるといつの年代もどこかに不足している部分を抱えているのがある意味でポルトガルらしさなのかもしれません。
優れた選手を輩出し続けているのでチームよりも個人に焦点が当てられる事が多いポルトガル。
チームとしての評価が上がった時に超強豪国へと生まれ変わる時だとは思うのですが、果たしてどうなる事やら…。
ロシアW杯はC・ロナウドのピーク時での最後のW杯となるかなと思っているのでどこまで行けるか楽しみにしています。
あ
ちなみにポルトガル代表の愛称はセレソン・ダス・キナスです。
キナスというのは国旗に描かれた5つの盾の事らしく、セレソンは選抜という意味ですね。
単純にセレソンという言い方もするらしいです。
これはブラジルとポルトガルが同様にポルトガル語を使うので同じ感じになっているという事ですね。
こんなところでもブラジルとのつながりを感じます。
それでは(・ω・)ノ
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