今日もガンバに勝って気づけばリーグ戦10戦負けなし。
今期のJリーグを盛り上げているチームの1つと言って間違いないでしょう、コンサドーレ札幌。
今期のコンサドーレはサンフレッチェやレッズで指揮を執っていたペトロヴィッチ監督を招聘し、どうなるかと見ていたのですが、ここまで成績を伸ばしてくるとは正直思ってなかったです(;^ω^)
コンサドーレは昨年久しぶりにJ1に昇格し、11位で残留しました。
今シーズンはペトロヴィッチ招聘はもちろん、主力の残留、そして駒井をはじめ、宮吉や三好などを結構頑張って補強をしてきました。
残留が目標であった昨シーズンからより高みをというクラブの方針をきっちり果たしているかなと。
コンサのサッカーは基本的にはカウンターです。
昨年は戦術ジェイなんて言われてもいましたが、それで勝てたし、それが悪い事なんて全くありません。
今シーズンはジェイが負傷してしまいましたが戸倉がその穴を見事に埋めて躍進しています。
戸倉、ほんと良いFWですよね。
身体強いからカウンターサッカーに向いてる、ほんと。
神戸時代は点こそあんまり取れなかったけどポストプレーも出来るし、日本代表に声掛かってもいいと思うんだけど、時すでに遅しなんだなぁ…( 一一)
コンサドーレが面白いのは今シーズンに始まった事ではなく、前回J2に落ちた2013年辺りから面白ことをやってるなと思ってました。
OBである野々村氏が社長に就任した際に一気に強化費が下げられてユースから選手を引き上げたりと苦しい台所事情でしたが、ベトナム代表のレコンビンを加入させたりと東南アジアとの繋がりを強め始めました。
2014年にはシドニーから小野を獲得し、更に翌年には稲本を加入させるなど人気のある選手の獲得にも力を入れています。
強化をしつつ、人気選手を獲得する事により、サポーターの拡大も同時に行う手腕はかなりのものだと思います。
特に自分が注目するのはその東南アジア戦略。
レコンビンから始まり、インドネシア代表のステファノ、イルファン、現在も活躍するタイ代表のチャナティップと毎年東南アジアの選手を擁しています。
元々北海道という土地は東南アジアからの観光客が多く、その流れをクラブにもというのを聞いた事があります。
実際、レコンビンが加入した時は国内でもニュースになっていましたし、チャナティップも同じくでした。
東南アジアの国々はチームとしてはそこまで強くはないですが、代表レベルの選手であればJリーグでも活躍出来るという事を証明してくれたのはコンサドーレだと自分は思っています。
2013年に2億5000万円まで下げられた強化費でしたが2018年には14億円超と言われています。
これは単純に成績が上がったからというだけで成せるものではなく、より多くの人の関心を集め観客動員を増やしてきたおかげです。
東南アジア戦略を始め、人気選手の獲得、そしてそれだけに留まらず成績も収める。
言葉にすれば簡単ですがそれを出来ているクラブは少ないです。
コンサドーレ札幌は本当に魅力的なクラブだなと。
今シーズン、このまま台風の目となれるか、コンサドーレ札幌に注目していきたいと思います。
問題はミシャがタイトルとあんまり縁がないんだよね…(;^ω^)
優秀な監督なのにそこら辺に嫌なジンクスを抱えてて辛いw
それでは(・ω・)ノ
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