アディダスとしてはやはり最新モデルを履いてもらわなければという意向があると思うのですが、アデイダスのスリーラインを消しちゃうイラスト入りのスパイク使用というのはなかなかすごいなと自分は思ってしまいましたw
まあ後半からは現行のモデルを使用していた事からも、今回はとりあえず日本での本格デビューとしてのファンサービス的なものなのかなと。
プロ選手のほとんどがメーカーとスポンサー契約を結んでいるかと問われると正直そんな事はないという事をここでしっかりとお伝えしたい。
野球なんかはスポンサー契約が昔からされているようですが、サッカーではJ2レベルだと自分でお店に買いに来てたりするから驚きです…。
一部の選手以外では意外と道具契約すら難しい、そんな状況なんだという事は意外と知られていないのかなと。
ではスポンサー契約というのはどういうものなのかと。
それは選手個々により大きく違っています。
自分が知ってるのはサッカーなのでサッカーを中心に話していきますが、多くの選手は道具提供位までが多く、金銭まで貰える契約になると本当にトップクラスの選手位になってしまいます。
分りやすくいうならば、広告に出てる選手やイベントに呼ばれるようなレベルの選手位にならないとなかなか金銭関係の契約まではいかない様です。
では道具契約とはどれくらいのレベルなのかと言われると、例えば年間にスパイクを4足無料提供とかそんなレベルだったりしますね。
所属しているチームのユニフォームメーカーとかの道具だとある程度融通が効いたりという事はあったりしますが、それ以外だとそんなレベルのお話になってしまったりします。
これは競技人口と比例するもので、競技人口が少ないスポーツではそもそも道具提供すら難しいというのもよくある話。
スポンサー契約を結ぶ事は選手の懐事情に大きく影響してくる問題です。
例えばC・ロナウドやメッシレベルのスパイク契約になるとその契約料はおそらく10数億とかのレベルになってくるでしょう。
アディダスやナイキなどの世界有数のスポーツメーカーのトップ契約というのはそれくらいの金額が動いてくるという事です。
ちなみにアシックスやミズノなんかの契約金額と海外メーカーの契約金だと0が一つ違って難しいという話を昔メーカーさんに聞きました…。
なので最近は海外選手でアシックスやミズノを履いている有名選手がいないんですね…(´・ω・`)
これだけ膨大な金額を支払うだけに契約内容自体もかなり厳しいものが出てきます。
選手は公の場ではそのメーカーの道具を常に着用を義務付けられますし、いまいち合わないと思っても使用しなければいけなくなります。
例えばガンバの遠藤。
遠藤は日本人としては数少ないアンブロとの永久契約を結んでいるといわれています。
そんな遠藤が2010年W杯でちょっとしためんどうに巻き込まれていたりします。
当時遠藤が使用していたスパイクがアクセレイターSJというモデル。
こちらのモデルはアンブロのスパイクで間違いないのですが、日本限定モデルでした。
日本でアンブロを販売しているデサントがアンブロのロゴを借りて作っていたモデルと言えば分りやすいでしょうか?
これはアジア予選等での使用は問題なかったのですが、本戦での使用NGが出てしまったんですね(´・ω・`)
最近のW杯ではメーカーのモデル披露会としての面が本当に強く、各メーカーが色々と派手で目立つモデルを投入してくるのが本当に目立っています。
世界中で放送されるW杯で契約選手に履かせる事により広告費を使わず多大な宣伝を行う事が出来るからですね。
話は戻って遠藤のスパイク。
当時の世界モデルとして販売されたステルスというスパイクを使用する事を義務付けられました。
カンガルー革のアクセレイターから人工皮革のステルスへ…。
これはなかなか難しい変更だと思うのですが契約してるから仕方ない(´・ω・`)
スポンサー契約とは得るものもあるけれど失うものもあるんだぞという本当に分りやすい縛りだったなと自分は思っています。
選手のプレーに直結する道具の話ですが、契約でその自由を代償にお金を得る、なかなか当人以外には難しい話ですね(´・ω・`)
ちなみに香川もドイツに行く前はミズノと契約をしていて香川モデルとして発売が予定されていたモデルがあったのですが、アディダスに契約が変わってしまい、広告にフロンターレの登里が起用されたのも懐かしい思い出…( 一一)
ドイツに本拠を構えるアディダスと契約した方が色々と援助を受けやすいって事が大きかったのかなと思う出来事でした…(;^ω^)
それでは(・ω・)ノ
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