Translate

2017年7月22日土曜日

スポーツに関する道具のお話。サッカーの背番号編その2

柴崎の10番も驚きでしたがパチューカに移籍した本田も2番というこれまた変わった番号になった事もニュースになりましたよね。

という事で本当に久しぶりにスポーツに関する道具のお話をw


ずいぶん昔に書いたユニフォームの話はこちら↓
スポーツに関する道具のお話。サッカーの背番号編

今回、本田の番号は2番なのですが、なぜか「02」と表記されていました。

これはパチューカ独自の伝統のようで一桁番号はすべて「0」をつけて二桁表記にしているからみたいですね。

ちなみにこれはJリーグでは絶対にありえない番号になります。

Jリーグでは1をGK、2~11はFP、それ以降は50番までなら自由、但し0番や00番はダメという規定があるためです。

なので2~11番を付けたGKもJリーグでは存在しないし、50番以上の番号を付けた選手も原則存在しません。(但し、50番以降の番号は所属選手が50人以上いれば付ける事が出来るらしいのですが、その際は51から順に連番になるそうです。)

メキシコリーグは背番号に関して結構変わっており、下部組織まで一律に番号を付けていく風習があるらしく、ユース上がりの選手などは3桁の番号などで出場する事もあるようですね。

そんなメキシコリーグでもさすがに「02」表記のユニフォームはパチューカ以外にもあるんでしょうかね?
世界的にもかなり希少な感じがして本田らしいといえばらしい感じがしますね。


ここ10数年くらいで世界的にも結構変わった数字を付ける選手が増えてきたなと。

選手達はそれぞれ自分の好きな番号やこだわりがあります。

しかし、すでに所属している選手がその番号をつけていると当然その番号は付けられません。

なので少し変わった事をしてみたりというのが起きてきます。

自分が知っている中で初めて変わった事をしたなというのがインテルのサモラーノ。

98-99シーズン、Rバッジョが加入して10番を付けた事によりそれまで10番を付けていたロナウドが9番に、9番を付けていたサモラーノが18番になりました。

するとサモラーノ、1と8の間に+の記号を入れるというそれまでに聞いた事も無い様な事を行いました。(もしかしたらそれ以前にもいるのかもしれませんがそれはおいておきます。)

18番もドイツ代表のクリンスマンが愛用していたりと攻撃的な選手のイメージがありましたがそれだけこだわりがあったという事なんでしょうね( *´艸`)

その後、キャプテン翼で翼君が2+8を着てみたりなど少しだけブームがきてましたね、この+表示の背番号。

最近は+表記はないもののそういう意味合いを持って着ていなと思われる選手はちらほらいるかなと。


足し算システム以外でもいくつかある変わり番号の付け方をいくつか。


まず連番システム。

身近なところで言うとインテルの長友の55番ですね。

5番が空いてなかったという事もあり、その番号を連番にした55番を背負っていますね。

レアルからミランに移籍してきたロナウドなんかもインザーギが9番付けてたので99番付けて活躍していたのが懐かしい。


続いて生年月日システム。

生まれ年や誕生日を背番号にする感じですね。

ミランにいた頃のエルシャーラウィが92年生まれで92番を付けたり、レッズの森脇が誕生日である4月6日から46を付けたりとある意味でアピールも一緒に出来ちゃう背番号の付け方。

ラッキーナンバーシステムなんかもあります。

これは宇佐美の代表での30番などがそうですね。

3人兄弟の3番目な事や、Jリーグデビュー時の番号が33番、バイエルン時代の初ゴールが33分など、3が自身のラッキーナンバーという事で付けているみたいですね。


個人的にかなり好きな逸話がセルヒオ・ラモスの背番号。

レアル・マドリードの中心選手でクラブでは4番を付けている彼ですが、代表では15番。

その理由がセビージャ時代の同僚である試合中に急死してしまったアントニオ・プエルタの背番号を付けているというお話。


たかが背番号、されど背番号。

その数字にはポジションや選手を表すだけでなく、個々人に色々な意味を持ったものだというお話でした。



ちなみに自分が初めてもらった中学時代の背番号は12番でしたが、これはじゃんけんに負け続けて最後に余った番号が12番だったというね…( ;∀;)

それでは(・ω・)ノ

0 件のコメント:

コメントを投稿