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2017年7月10日月曜日

ルーニーがエバートンに復帰でファーガソンとファーガソン引退以降のマンUを振り返る。

ルーニーがエバートンに復帰しましたね。

これでファーガソン時代の名残が本当になくなってしまった感があるなとマンUを見て思います(´・ω・`)

まだキャリックやらバレンシアやらがいますし、ラッシュフォードなんかはファーガソンが引き上げた選手なんでまだまだその名残はあるんですが象徴的な選手はいなくなってしまったかなと…(´・ω・`)

という事でファーガソンがいなくなって5年経った今、少しだけ振り返ってみたいかなと。


まずはファーガソンという監督の何が凄かったのか。

今のマンチェスターユナイテッドというチームを考えた時にその土台を作ったのは間違いなくファーガソンだという事。

低迷していた86年に監督に就任すると選手の育成やクラブ体制の基盤を整え90年代からの黄金期を迎えます。

ファーガソンを語るうえで外せないのはやはり「ファギー・ベイブス」と呼ばれた下部組織出身の選手達。

ライアン・ギグスやベッカム、ネヴィル兄弟にスコールズなど、自前のユース出身の一流選手を次々に生み出したという点が外せません。

自前でも優秀な選手を生み出しつつ、外からもカントナやシュマイケル、C・ロナウドやルーニー等を補強したりし、プレミアリーグの常勝軍団として27年でリーグ優勝13回、チャンピオンスリーグ2回優勝をはじめ、20以上のタイトルを獲得するまでになりました。

しかし、ファーガソン引退後のマンUはその後一度もリーグ優勝をしていません…(´・ω・`)

ファーガソンの後任に任命されたモイーズは振るわずの7位で解任、14年から就任したファン・ハールは巨額の投資をし、選手を集めるものの2年目にFAカップを獲得するのみに終わって解任されています。

そして現在、満を持して就任したモウリーニョも6位でシーズンを終え、来期のCL出場はなくなりました。


ファーガソン時代とそれ以降では一体何が違うのか。

ファーガソン時代の終わり頃はマンUは世代交代の真っ最中でした。
最終年には香川もマンUに移籍してましたよね。

ターンオーバーを多く使い、若手を試合に出しつつ経験を積ませつつも勝利を積み重ねていったファーガソン時代ですが、監督交代でこの流れを上手く引き継げなかったのが大きかったのかなと。

選手は試合に出たい。試合に出れないと大きく成長するのは難しい。
しかし、勝つためにはなるべくベストなメンツで試合がしたい。

ここでファーガソンという監督の経歴が大きかったのかなと。

若手の時代から使ってくれていた監督のいう事なら。
プレミア屈指の指揮官が言うのならばという圧倒的な成績と威厳により、各国の代表レベルの選手も納得させられたのかなと。

しかし、後釜に入ったモイーズには中堅クラスだったエバートンを躍進させたもの以外はあまりなく、また年齢的にも若かったために我の強い選手たちを上手く誘導する事が出来なかったのかなと。

その次に就任したファン・ハールはアクの強い監督として有名で、合わない選手に対して容赦なく切り捨てるという事をしました。
これに関しては就任が決まった頃から言われていましたが、この劇薬的なものも成績の大きな向上にはつながりませんでした。

そして今シーズン、満を持して就任したモウリーニョでしたが、負けこそ少なかったものの勝ちきれない試合が多く、勝ち点を上手く伸ばすことが出来ませんでした。

ファーガソン以降の3人を見ていて思うのはやはりモウリーニョは良い監督なのかなと。

勝利出来ず、勝ち点を伸ばせなかったもののクラブレコードの25戦無敗を成し遂げ、ヨーロッパリーグ優勝とある程度の光明を見せてくれました。

ファン・ハールと同じく劇薬な感じの監督ではありますが、クラブ監督として近年積み上げてきたものの大きさを感じます。

来シーズンはこの一年を踏み台にして躍進の年に出来るのではないでしょうか?


今回、ルーニーが移籍する事によりファーガソン時代の印象がかなり薄れてきたマンチェスターユナイテッド。

エバートンでのルーニーも活躍も期待したいところですが、やはりプレミアリーグで強いマンUを見たいですよね?自分は見たいです(;^ω^)

シティやチェルシー、リバプールにアーセナル、そしてマンU、ここら辺のチームが争ってくれないとやはりプレミアは面白くないかなと。

来シーズンのプレミアリーグ、本当に楽しみにしてます( *´艸`)



それでは(・ω・)ノ

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