バスケの神様マイケル・ジョーダン。
バスケをやっていない人でも、現役時代を見たことが無い人でも知ってるスポーツ界の超有名人ですね。
今でも有名な理由としてあげられるのはナイキが販売するエア・ジョーダン(以下AJ)というシューズの存在がある事は間違いないでしょう。
今でも復刻して色々なカラーが発売されるAJですが、その機能やデザインも先進的ではありましたが、ジョーダンという無二の選手が使用していたという事がその人気の原点にあります。
そんなAJですが発売当初は全く人気が無く、在庫の山だったそうです。
そもそもジョーダン自身も当初はアディダスを希望していたらしいのですが、有望株とはいえ一新人選手であったジョーダンにシグネイチャーモデルを作ってくれることはなく、仕方なくナイキと契約をしたという話さえあります。
そんな後ろ向きな所から始まったのがAJというシリーズでした。
在庫の山を抱えながらもナイキというメーカーはジョーダンを信じてAJシリーズを展開していきます。
当時のNBAでは「選手の履くシューズは80%以上が白でないといけない」というルールがありました。
ルールがあるという事は違反すると罰則があるという事です。
ナイキはこの罰則自体も逆に利用し「NBAはこれを試合から追放した。だがNBAは君たちがこのシューズを履くことを禁止出来ない」というCMまで作成したそうです。
罰金を科せられながらもナイキが罰金を肩代わりしながら(これに関しては所説あるようです)ジョーダンに使用させ続け、またジョーダン自身も活躍を続けていきます。
ジョーダンの活躍と共にAJは爆発的に売り上げを伸ばしていきます。
その後もAJとジョーダンは進化と躍進を続け、ナイキは躍進していきました。
現在ナイキはスポーツメーカー最大大手となりましたがマイケル・ジョーダンがいなかったら今のナイキは無いかもしれませんね。
ちなみにナイキは元々アシックスの輸入販売を行っていたところからスタートしていたり、アシックスの技術者を引き抜いてシューズを作ったりと日本と深く繋がっていたというのはまた別のお話…。
それでは(・ω・)ノ
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