スポーツの道具に関しての色々なお話を紹介していきたいと思います。
最近は契約などで大きな金額が動くことになりなかなか聞かなくなった部分もありますが昨日のヤクルトの山田選手のグローブの話のようにプロの選手に関して道具に関する話は色々ありますね。
という事でスポーツに関する道具のお話です。
今回はオランダの伝説、クライフのお話。
画像はオランダ代表の試合でのクライフですがこれはすごいんです。
何がスゴイか分かるでしょうか?
知らない人には絶対分からないので別の画像も貼ってみます。
一番奥にいるのがクライフです。
さて何がすごいのでしょうか?
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クライフのユニフォームだけ袖のラインが2本線なのが分かるでしょうか?
この時のオランダ代表のサプライヤーはアディダスでした。
アディダスといえば3本ラインというのはスポーツをしている人の中では半ば常識なお話。
この3本ラインはアディダスによって意匠登録もされているので他のメーカーさんが3本ラインを使うとアディダスさんから訴えられるので注意が必要です。
そんなアディダスのユニフォームなのにクライフのユニフォームだけ2本ライン。それは一体なぜなのでしょうか?
クライフという選手は本当にわがままで有名でした。
そんなクライフが契約していたのがPUMA。アディダスではありませんでした。
そしてクライフは絶対にアディダスの3本ラインを拒否していました。
断固拒否なのです。
アディダスなら俺試合出ないよって言っちゃう位のわがままっぷり(;^ω^)
しかしながらオランダ代表はクライフという絶対的なエースが必要でした。
クライフがいないと試合に勝てません。
でも3本ラインのユニフォームをクライフは着てくれません。
そこで折れたのがアディダス。
オランダが勝ってくれないことにはオランダ代表のユニフォームが売れません。
そんなこんなでクライフのユニフォームだけラインを1本削って作るという事をしました。
今の世の中ではこれは流石に出来ない事がらの様な気がしますが昔はやれちゃったんですね…。
そんな理由でオランダ代表のクライフのユニフォームは他と違って2本線という今では考えられないユニフォームになっておりました。
機能がとかそんな話ではありませんが道具に関するビックリ話としては本当に面白いお話ですね。
自分は現役を引退したクライフしか知りませんがクライフの現役時代を見てみたいなと思わせる驚愕のエピソードでした。
それでは(・ω・)ノ
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