年に数回、無性に読みたくなるマンガ、それがスプリガン。
ある遺跡から発掘された謎の金属板。
そこに刻まれた「我々の残した遺産を、悪しき者より守れ」という言葉。
その警告に従い、あらゆる組織から超古代文明の遺産、オーパーツを守り、封印するアーカム。
そのアーカムのトップエージェントである御神苗優の冒険アクションマンガ、それがこの作品です。
簡単に言うならよりSF色の強い近未来版インディージョーンズといった感じでしょうかね?
古代文明…。
未だに解明されてない過去の遺産、オーパーツ。
基本的にはバトル物のマンガなのですが、その背景にある、超古代文明の遺産という、SFの要素。
自分にはワクワク要素がてんこ盛りすぎます!!
ノアの箱舟、水晶の髑髏、ピリーレイスの地図に聖杯…。
他にも様々な遺産が出てきますがそれらにより様々な問題も起きてしまいます。
21世紀になっても解明されていない未知の物に対する好奇心というものはいつまで経っても色褪せる事は無いんだなと読む度にしみじみと感じてしまいます。
主人公が活躍するのは当たり前ですが、その脇を固める魅力的なサブキャラクター達もこの作品の魅力の一つではないでしょうか?
アーカム側のジャンや朧はもちろんの事、敵であるトライデントの暁に遺跡荒らしの染井芳乃など、度々出てくる個性豊かなサブキャラクター。
そして個人的には皆川亮二作品の一つの個性だと思っている魅力あるオッサン達。
優のお父さんである御神苗隆やラリー・マーカスンなどのオッサンキャラはいつもいい味を出してくれる(*´ω`*)
基本的には短編のエピソードで進んで行くのでどこからでも読みやすいというのも良い点ですが、それらが最終的に一つのエピソードに集約される等、もの凄く綺麗に物語が展開されているのも良い点です。
バトルマンガとして読むのではなく、オーパーツ等にも興味を持って読んでほしい作品です。
ちなみにアニメ映画化されているのですが、そちらはまだ見た事が無いんですよね( 一一)
一度は見なきゃと思っている今日この頃です。
それでは(・ω・)ノ
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