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2018年4月10日火曜日

「日本サッカーの衰退」という記事を読んで自分が思った事を書いてみる件(・ω・)

先日のハリル解任で多くの記事が出ている中、Twitterのトレンド入りしていた

ハリル、W杯直前の解任に専門家「日本サッカーの後退」

を呼んで個人的な意見を…。

個人的に賛同できる部分とそうでない部分があるかなと。

確かにこの時期での解任というのは正直考えられないような話だと思っていました。

言われているように代表チームというのはクラブチームと違い評価の大部分を大会での成績などでしかする事が難しく、親善試合などですべてをさらすことなく、勝敗に関してもそこまで大きく問われるべきではないのかもしれません。

そしてたしかに近年はアフリカ勢や中東勢位しか大会直前での監督解任などはなかったでしょう。

書かれている通り、使ってくれる監督、それが選手にとって良い監督という事も間違っていないかなと。

しかし、チームとして勝てる可能性を追求していく中でハリルで本当に本大会で勝利が出来ただろうか、その可能性はどれ位のものだっただろうかというのもやはり大事かなと。


監督解任の時期に関しては本当にタイミングを逸してしまったなと。

それに関しては自分も本当に思っています。

予選突破後、そして東アジア選手権後とそのタイミングは何度かありました。

特に東アジア選手権では同じくW杯に出場する韓国を相手に見事に惨敗する形になってしまったのであそこでの決断というのはあったかなと。

チームにおいて一番の求心力となるもの、それはやはり勝つことです。

勝つことによって自分たちがやっている事に自信がつき、納得が出来る。

それは観ているサポーターに関しても同じことだと思います。

代表チームならば特にそれは顕著ではないでしょうか。


次にあくまでテストだったという親善試合について。

ここについて自分は正直大きな疑問があります。

今、本当にテストが出来る状態だったのかと。

アジア予選を半固定メンバーで勝ち抜いた日本。

ケガによる離脱や戦術的に不適な既存選手の入れ替え。

チームとしての成熟度という意味では過去のチームと比べて今のチームはかなり劣っていたかなと。

テストを積むべきは主力になり得る選手であり、その成熟度を高める事が本大会での成績に結びつくのではないのかなと。

なぜそう思うのかと言われると、今のチームにおいて核となる物が本当に見えないからです。

チーム全体としてこうして行くんだというスタイル。

ハリルの場合は縦に速いサッカーでした。

しかし、それが果たして実行出来ていたのか。

それを実行出来る選手を集めていたのか。

それを実行出来る選手がいたのか。

カウンターサッカーを行うに辺り、攻撃力のある前線と固い守りというのは外せない要素だと思うのですが、そこも見いだせていなかったかなと。

それは監督の問題だけでなく選手の力量の問題でもありますが、それがダメだった時に転換出来るアイディアがハリルには無かったのではと感じるのも事実。

更に言えば色々な戦術がダメになった時に日本代表というチームが戻ってこれるスタイルというのが無いという事が大きな問題かなと。

イタリア代表の様にカテナチオと呼ばれる守備サッカーや、無敵艦隊と評されるスペインの様なパスサッカー、ブラジル代表の様に卓越した個人技で攻め上がるサッカーなど…。

それらの強豪国と呼ばれる自分たちのサッカースタイルというのがまだ日本には見えていないなと。

お隣の韓国ですらフィジカルを生かしたサッカーというものを持っているのに日本はその指針がまだぶれているなと。


そしてこのタイミングでの解任で選手との不和が原因と、それが問題視されていますが、意外と過去にも本大会でもめている事はあります。

例えば北京五輪での本田と反町監督。

またアトランタ五輪での中田と西野監督。

海外で言えば南アフリカ大会でフランス代表は選手が練習ボイコットをするなどメチャクチャ悲惨な状況で見事にグループリーグで敗退してしまいました。

大なり小なり、そういう事態というのは代表チームで、特に大きな大会であればあるほど起きやすいものかなと。

今回の解任の大元に選手と監督の関係性があったと言うならば、協会は解任という道を選んだのだから選手はそれに応えろよと、そういうメッセージがあるのではないかなと。


今回の解任で過去最高に不安定な状況での本大会を迎える事になった日本代表ですが、自分たちは応援しか出来る事はないのでただひたすらに応援するのみですね(´・ω・`)

本当に頑張れニッポン!!



今回の件に関して協会としても今後どのような方針でどうして行くのかという事の明言や、自分達に対しての処分などもしっかりと発していただかなければいけないかなと。

W杯以降の新監督の選出や協会内の体制についても今後注目していかなければいけないなと思います。

それでは(・ω・)ノ

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