ついに堀監督が解任されてしまいました(´・ω・`)
今シーズンはマルティノスや武富を獲得したり、ベルマーレから山田が復帰したりとシーズン前の期待値は結構高かったです。
しかし、キャンプが始まってすぐにラファエルシルバを引き抜かれるなど確かに順風満帆ではなかったかもしれません。
しかし、シーズンが始まってみると勝てない、勝ちきれない日々が続いています。
個人的にレッズそこまで悪いとも思わないのですが、基本昨シーズンとメンバーが大きく変わっていないにも関わらず、勝てないという事で今回の決断となってしまいました。
堀監督は昨シーズン途中で解任されたミシャの後釜としてコーチから昇格する形で就任しました。
リーグ戦7位、ルヴァンカップ準々決勝進出、天皇杯4回戦進出、ACL優勝とシーズン途中から見事にチームを安定させて十分な成績を収められたかなと思っていたのですが。
後釜にはユースの監督もしている大槻毅氏が就任する形となりました。
ここで自分の疑問なのですが、レッズは今後どうしていきたいのかという事。
前々任であるミハイロ・ペトロビッチは結構特殊なサッカーをしていました。
広島時代から数えれば12年もの間、Jリーグで一定以上の成績を残し続けてきましたが、そのサッカースタイルを行うチームというのはほとんどありません。
こちらの記事で結構詳しく書かれてるので気になる方はどうぞ↓
結構面白い記事でしたので読んで損はないと思います(・ω・)ノ
話は戻って、それはある意味で諸刃の剣だという事です。
去年の解任時はコーチである堀監督の内部昇格でそのサッカースタイルを大きく変革する事無く乗り切っていったのですが、外部から監督を獲得する事になるとそのスタイルが大きく変わる可能性があるかなと。
この点が諸刃の剣かなと。
キャンプからずっと1つのスタイルを続けていたチームが大きく変化するとき、その成績はやはりムラが出てしまいます。
やりたいサッカースタイルというのがあって、そのために必要な選手を集めてシーズンに挑む中で、それとは異なる選手達を使い、戦う事になる。
どこかに負荷がかかってしまうのは致し方ない事なのかなと。
ここら辺の引き出しの多い監督をレッズが引っ張ってこれるかどうかで今シーズンの成績は大きく変わってしまうのではないでしょうか?
2012年のガンバ大阪が10年間続いた西野体制の後に前年リーグ3位から一気に降格してしまった二の舞にならなければいいのですが…( 一一)
レッズはJリーグで一番観客動員の多いクラブであり、サポーターの熱量は日本一といって間違いないクラブなのですが、いまいちクラブとしてのサッカースタイルが確立されていないんですよね(´・ω・`)
近年は毎年の様に優勝候補の一角として挙げられ、自他ともに認める強豪チームです。
しかし、結構毎年ムラがあるというのも浦和レッズかなと。
ここら辺が鹿島との大きな違いだなといつも思っています。
チームが困った時に戻るべき場所がいまいち安定していない事がレッズの不安定さを生んでいるのかなと。
思えばレッズが強豪チームとして認識されだしたのは2000年代に入ってから。
ブッフバルトが監督に就任しリーグ初優勝した2004年。
当時はブッフバルトのドイツ色を感じる堅守速攻のリアクションサッカーで勝ち点を積み上げていきました。
そのスタイルを変革させようとしたのが2009年のフィンケ就任。
黄金世代と言われた山田直輝や原口元気など、ユースから多くの選手を昇格させてポゼッションサッカーへとスタイルを変化させようとしました。
しかし、成績が伴わず2年もたずに解任となります。
2011年、ゼリコ・ペトロビッチが就任しますが、あわや降格という状況に陥り1年もたずに解任となります。
そして2012年から広島からミハイロ・ペトロビッチを招聘し、昨年解任し、堀監督へとの流れになります。
ここ10年近くはポゼッションサッカーとしてスタイルを確立しようという動きがみられるのですが、まだまだ芯が出来ていないのかなと。
この流れで言うならば次の監督も同じくポゼッション志向の監督が就任する事になると思われるのですが、果たして…。
今回の監督解任が吉と出るか凶と出るか、浦和レッズに要注目です。
ちなみに堀監督は前回もゼリコ・ペトロビッチの後釜としての就任でした。
2回続けてペトロビッチという名前の監督の後任になる監督、多分世界初じゃないですかね?w
それでは(・ω・)ノ
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