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2018年4月5日木曜日

∀ガンダムは名作だと知ってもらいたい件

放送当時の自分にも伝えたい、∀ガンダムは名作だぞという事を。

リアルタイムで放送していた時はそれまでのガンダムと圧倒的に違うビジュアルに戸惑った自分。

放送時間も自分が住む地域では夕方の16時からという事でなかなか見る事が出来ず、しっかり観たのは結構時間が経ってからでした。

しかし、これがめちゃくちゃ面白かった。

なんでこれをリアルタイムでしっかり観ていなかったのか、あの頃の自分を怒りたい(´・ω・`)


ガンダムと言えば近未来の世界を舞台にした物語が基本だと思うのですが、∀ガンダムは近代の様な世界が舞台となっております。

車がまだ高級なもので、やっとプロペラ機が空を飛び、携帯電話なんて物はまだ出てこないどころか電話ですら結構ギリギリな世界に突如現れる月からの使者と巨大な機械人形と呼ばれるMS。

そこに偶然発見された∀ガンダムを手に入れた地球の人たちと月の人たちとの物語、といった感じでしょうか。


個人的に思う∀ガンダムの良い所はその牧歌的な雰囲気。

月との戦争真っ只中であるはずなのに常に牧歌的な雰囲気を醸し出す世界。

それは現代の様に色々な物が溢れる世界ではなく、土地を育み、生き物を育て、そこから生きるために色々な物を得るために頑張る世界だからではないでしょうか。

科学が未発達故にまだまだ大量生産が出来る様な環境ではなく、豊かな自然に人間も育まれているという雰囲気が牧歌的な雰囲気を醸し出しています。

また他のガンダム作品同様に戦争真っ只中な作品であるにも関わらず、登場する人たちの多くが生きる力みたいのに溢れているのもこの作品の特徴かもしれません。

どうしても暗い雰囲気が出がちなガンダム作品の中においてもこの作品の明るさというのはちょっと異質なものです。

この明るさを作り出している多くの部分が地球の人たち。

月と地球とで科学的な知識が違い過ぎて、その凄さを認識出来ずにどこか楽観的な地球の人たち。

一瞬で街を燃やしてしまったビーム兵器を持つMS相手にプロペラ機で勝てちゃうだろうとか普通に考えて勝負を挑もうとする地球の人たち。

認識力、知識力、科学力が違い過ぎて月の人たちの凄さが想像出来なすぎる地球の人たち。

無知故に純粋で、好奇心が旺盛で、でも行動力は半端なくてw

長生きするだけなら月の人たちや、現代を生きる自分達の方が優れているのですが、より生き生きしているな、エネルギーで溢れているなと感じさせられる地球の人たち。

そこが本当に魅力的に見えるのが∀ガンダムの魅力なんじゃないかなと思います。


ガンダムのビジュアルイメージが先行して食わず嫌いしてる人が多いと思われる∀ガンダム。

一度でいいからちゃんと観てほしい。

観たらきっと印象が変わるはず。

主題歌を西城秀樹が歌ってたり、エンディングが谷村新司だったりと色々と食わず嫌いを生む要素が満載なんですが、それも観ていくと本当に魅力に変わってくるのよ、ほんと。

マクロスFやおんな城主直虎なんかでも音楽を担当していた菅野よう子さんが音楽担当してて音楽的にもものすごく良いんですよ。

アニメ版だとちょっと辛いなと思う方はダイジェスト的に進む映画版もあるのでそちらでも良いのでほんと観てほしい。

主人公であるロランもいいのですが、個人的には月の女王様であるディアナ様に注目してもらえるとより物語を楽しめるのではないかなと思います。

自分も食わず嫌いだったのに今はガンダム作品の中でトップクラスに好きな作品になった∀ガンダム。

騙されたと思ってほんと観てほしいです。



ちなみに隠したい過去、思い出したくない過去みたいなのを黒歴史といいますが、この言葉作ったの∀ガンダムですから。

∀ガンダム観ずにこれ使っちゃダメよ、マジで|д゚)

それでは(・ω・)ノ

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