Translate

2018年4月21日土曜日

ついにベンゲルがアーセナルを離れる件

ついにこの時が来てしまいましたね…。

今シーズン限りでアーセナルのベンゲル監督が退任されると発表されました。

96年、名古屋グランパスからアーセナルの監督となって気づけば21年半。

あの時は辞めないでくれと思ったものですが、次に指揮したチームでこれだけの成績を残されたら逆に嬉しくなってしまいますよ、ほんと。


ちなみにベンゲルのアーセナルでのタイトルなどは以下の通り。

リーグ優勝 3回 (97-98、01-02、03-04)

FAカップ 7回 (97-98、01-02、02-03、04-05、13-14、14-15、16-17)

FAコミュニティ・シールド 6回 (98、99、02、04、14、15)


特筆すべきはやはり03-04シーズンのシーズン無敗でのリーグ優勝ですよね。

当時トップリーグではオランダのアヤックスとイタリアのACミランしか成し遂げた事のない偉業を達成した事はサッカー史の1ページに燦然と記された偉大な記録です。

90年代後半から00年代前半にかけてのアーセナルは世界のサッカーを引っ張っている存在でした。

そしてその中心にベンゲルがいました。


00年代後半に入るとクラブ本拠地移転に伴い緊縮財政のために高額な選手を獲得、維持する事が出来なくなり、タイトルと無縁になってしまいますが、若手を育てて、なおかつリーグで上位争いをするというスタイルに変わります。

育てて勝つ。

言葉で言うと簡単で単純な事なのですが、それを世界でもトップクラスのリーグで行う事の難しさは言葉では言い表せないほどの難題です。

有名どころで言うならばセスク、ナスリ、コロ・トゥーレ、ウォルコット、ファン・ペルシー等々世界でもトップクラスの選手達を育てたその手腕は世界でも有数と言って過言ではないでしょう。


記録としてやはり残念なところは国外タイトルを獲れていない所。

昨年リーグ5位となり今シーズンは就任後初のCLに出場する事が出来ませんでしたが、今シーズンはELで現在ベスト4まで進出しており、ここで初の国外タイトルを獲ってもらいたいなと心から応援しています。


アーセナルと言えばプレミアリーグでは珍しくショートパスを多く用いた攻撃的なサッカーを展開します。

これはロングパスやミドルシュートを多用するイングランドの中でかなり特殊な存在でそのスタイルを好きだというアーセナルファンは世界中に存在します。

これはベンゲルがこの長期政権で作り上げたスタイルで唯一無二のものともいえるのですが、ファーガソン以降のマンチェスターユナイテッドの様に低迷期に入ってしまうのかそこら辺も注目ですよね。


さて退任後のアーセナルの監督が誰になるのかといのも注目ですが、ベンゲルが今後どうするのかというのも注目ですよね。

W杯開催年での退任という事でどこかの国の代表監督就任というのも十分にあり得るかなと。

日本代表もワンチャンあるな…(; ・`д・´)

でもどうせなら日本のクラブチームで長期政権とか…!!

少しだけ夢が膨らみます( *´艸`)



今後、こういう長期政権が出てくる事あるんかなぁ…?


それでは(・ω・)ノ

0 件のコメント:

コメントを投稿