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2018年4月11日水曜日

世界の中のなでしこ。W杯出場はやはり簡単じゃないなと思う件

残念ながらスコアレスドローでW杯出場確定とならなかったなでしこジャパン(´・ω・`)

前半は押され気味だったけど後半は終始押せ押せだっただけにもったいなかったなと(´・ω・`)

もう少し遠めからでもいいのでシュートを撃っていった方が良かったのでは?とも思いましたが、プレーしている選手はそんな事重々分かっているのでこちらはただ応援するのみ。


その後に行われたオーストラリア対フィリピンが8-0となった事により、次節で仮に引き分けたとしてもグループ3位になる可能性もあり、やはりW杯出場は簡単じゃないなと…。


それにしても女子サッカーのレベルは本当に上がってきているなと感じます。

日本はもちろん上がっているのですが、それ以上に他の国々のレベルアップがヤバいと感じます。

この女子サッカーのレベルアップに大きく関係しているのが7年前の日本の優勝だと自分は思っています。


女子サッカーW杯が初めて開催されたのが1991年。

Jリーグよりほんの少しだけ早いくらいの歴史の浅い大会です。

過去の優勝国を見てみるとアメリカ3回、ドイツ2回、日本、ノルウェー1回の優勝となっております。

またオリンピックに関しては1996年のアトランタ大会からのスタートですが金メダル獲得しているのはアメリカ4回、ノルウェー1回、ドイツ1回となっております。

アメリカに関して言えばW杯過去7大会で優勝3回、準優勝1回、3位3回と全ての大会で3位以内に入って、オリンピック6大会で金メダル4回、銀メダル1回と正に王者と言える強さを発揮しています。

アメリカは昔から女子サッカーが盛んで、今の女子サッカーリーグが出来る前にも一度プロリーグがあり、澤なんかも参戦していたのですが、それくらい女子サッカーに関して土壌がしっかりしているというのがこの成績に繋がっているのかなと。

ちなみにアジアカップの優勝回数は中国8回、台湾3回、北朝鮮3回、ニュージーランド、タイ、オーストラリア、日本が1回となっております。


話は戻って女子サッカーのレベルアップに関して。

上に書いた優勝回数などの数字からも想像できるかと思うのですが、基本的にフィジカルが強い国々が今までの女子サッカーでは上位に食い込んでくるのがほとんどでした。

そこに現れたなでしこジャパン。

フィジカル的には不利ななでしこでしたが技術とチーム力で見事に世界一になったのが7年前。

簡単な試合なんてもちろんなく、常にギリギリの状況が続く中での戴冠でした。

そしてそれに続くロンドン五輪やカナダW杯。

年を経るにつれて他の国々が目に見えてテクニカルになってくる状況を見る事が出来ました。

それまではフィジカルさを技術とチーム力でなんとか防いでいたなでしこですが世界のトレンドがなでしこのようなチームサッカーに転換してきた事により、一気にアドバンテージが無くなってしまったなと。

その結果、2年前のリオ五輪では予選敗退となり、前年にW杯で世界2位になったチームがまさかの本大会不出場となってしまいました。


この約10年の間に女子サッカーのレベルは本当に上がってきました。

7年前に技術力では世界トップクラスと言われていた日本ですが、今はそこまでの差はなくなってしまっています。

それはこの10年で女子サッカーという競技が大きく進化した証明だと自分は思います。

技術だけではダメ。

身体能力だけではダメ。

それはより先鋭的なスポーツへと正に進化している途中なのかなと。


昨日の韓国戦で勝てなかったので次節のオーストラリア戦では最低でも勝たなければかなりの確率で3位決定戦に回ってしまうと自分は思っています。

得失点差で日本を大きく上回るオーストラリアはまず間違いなく守りを重視してくると思います。

オーストラリアも負ければグループ3位に陥ってしまう可能性大ですし、引き分け以上でグループ突破と本大会出場が決まるのでそれは仕方ないかなと。

しかしアジア制覇、そしてW杯出場、更にその先の優勝を目指すのであればやはり勝たなければいけない相手なのは間違いないのかなと。


W杯出場は簡単じゃないけど、なでしこならきっとやってくれると信じています(`・ω・´)

がんばれなでしこジャパン!!



岩渕の鼻は大丈夫だったかなととても心配ですが、続報が無いから骨折とかはなかったのかな?

そこは結構心配してます(´・ω・`)

それでは(・ω・)ノ

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