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2018年4月27日金曜日

結局よくは分からなかったけどハリルには感謝をしている件

ハリルの会見を観ましたが、結局よく分からんかった(´・ω・`)

結局ハリルも解任理由よく分かってないって事だけが分かった会見だったかなと(´・ω・`)

自身でも言っていたように成績で解任とかなら分かるけど、コミュニケーション不足という曖昧な理由だったから納得がいかんと。

まあ確かにかなりファジーな理由よね。

そこら辺を濁すのが日本らしいと言えば日本らしいって事なのかな。

結局一番コミュニケーション不足だったのは監督とサッカー協会だったって事で。


それにしても通訳の方が結構微妙な感じだったなとw

ちょいちょい流れが切れたり、なんか面白い訳してたw

そしてまさかのダバディ助け舟w

なんか想像以上に和やかな会見だったなという印象でした。


ハリル時代が世の中的にも自分的にも微妙だったなと思う理由は何だったのか、とりあえず個人的な意見を。

・縦ポンサッカーと言われがちなロングボール多用のスタイル

・核になる選手が最後までよく分からなかった

・安定感のなさ


まず最初にロングボール多用のスタイル。

これはもう正直好みの話になってしまいます。

観ている分にはやはり細かいパスを多用し繋いでいくスタイルの方が面白い。

でもロングボール使ったサッカーが悪いとも言いません。

個人的にもイタリア代表とかのカウンター好きだしね。

でもそれがダメだった時の選択肢を観ていても分からなかったし、選手も戸惑ってコメントしていたというのもありますからね…。

結局割り切れなかったという感じですかね、観ている側も、実際にプレーしている選手も。

南アフリカW杯の本戦も同じような戦い方になりましたが、皆がそれを遂行するという感じが出ていました。

それを最後まで感じる事が出来なかったかなと。

これはほんと個人的な好みもあるのであれですけど、それで勝てるのか??という疑問符が強すぎたってのがありますね。

個人的に疑問符を生んだ理由の一つに攻撃面より守備面で守り切れないというのを強く感じたのが自分がこれを一番に書いた理由です。

南アフリカの時のCBであった中澤とトゥーリオの固さと阿部のアンカーの強固さから行われたサッカーはまず守るというのを感じました。

しかし、アジア予選以降の試合を観ていてあの固さまではいけないぞと。

そこら辺に正直観ていて限界を感じていましたね。


次に核になる選手。

スタメンで安定して出場をしていたのは長友、吉田、長谷部、大迫、山口あたりでしょうか?

長友以外は負傷で離脱したり、出場しなかったりと色々とあって本当にずっとスタメンにいた選手というのが少なかったかなと。

それが悪いとは言い切れないのが代表だとは思います。

クラブチームと違って年間数試合というスケジュールでその時にケガしていたり不調だったりとあるので変わりやすいというのはあります。

しかし、その時に代役として出てくる選手も安定しなかったというのがやはり不安だったなと。

ある程度観ていて安心感というのは欲しかったかなと。

結局最後の花試合である選手決定前の親善試合を前にした先日の欧州遠征でもそこら辺の不安が消えなかったのがデカいなと。

クラブチームと違って習熟度がどうしても劣る代表チームにとって毎回大幅に変わるメンバーはどうしても後々の練度不足に繋がると思ってしまいました。

ハリル以前とハリル以後のサッカースタイルがかなり違っていたのでそういう意味で習熟度が全体的に低い中で固まり切らないメンバーに関しては正直不安しかなかったなと。


最後に安定感のなさ。

よく言われるのがハリルは勝率では歴代1位だという事。

更に言えば1試合辺りの得点が一番多いのもハリルであり、失点が少ないのもハリルであったりします。

そう言われるとすごいやんけ!!と思われるかもしれませんが、これにはちょっとしたトリックがあります。

ガチの試合が少ないんですよね、ハリル。

ちゃんとした大会はアジア最終予選のみ。

基本的にアジアの国相手ばかりの成績なんですよね。

それを考えたらやはり成績は上がりますよ。

その試合でも劇的な展開が正直多かった。

山口の劇的なゴール、井手口の劇的ゴール、中島の劇的ゴール…。

劇的ゴール、多過ぎでしょ。

1試合を通して勝っていたゲームの少なさというのがその不安定さを表してるかなと。

そこら辺の安定感の無さはやはり不安を感じました。

逆に言えば一番持っていた監督とも言えるのでそういう意味ではW杯で観たかったなと。

ここら辺の問題でハリルを微妙と思っている人は多いんじゃないかなと思っています。


ここまで色々と否定的な意見を書いてきましたが、なんだかんだで自分は感謝しています。

まず色々な選手を使った件。

これは安定感の無さにもつながりましたが、実力があり、調子が良ければ使うというのを見せてくれたのは間違いないかなと。


ベテランを容赦なく切った件。

これも使えないとみると容赦なく切ったのは今までではあまり見られなかったなと。

これを出来る強さというのは今までには無かった。

問題はそのバランスだったかなとも思いますけどね。


最後に個人の力をもっと上げなければいけないと分からせてくれた件。

戦術に合う合わないというのもありますが、結局スタメンで出ていた選手とそれ以外の選手の差というのを想像以上に浮かび上がらせたのはハリルだったと思います。

例えば守備の面でゾーンで守るよりもより個々で戦うスタイルを取らせたハリルの戦術により、想像以上に日本代表戦えないぞと思い知らされました。

良くも悪くも現実を見せられたなと思ったこの3年。

これをどうプラスにするのかというのが今後の日本代表の課題だなと。


今回の会見で熊本の事にも触れてくれていましたね。

ハリルは会見でもくまもんのバッチ付けてくれてました。

あれから2年。

結構な被害があったにも関わらず、東北の震災や阪神の震災に比べて被害が大きくなかった故にそれに比べると圧倒的に報道も少ないなと。

それを風化させない1つにあのバッチはあったかなと。

今回の会見で触れてくれた事に関しては本当に感謝しかないなと。


正直、今回の会見はなんの会見だったんだろうと思う所はあるのですが、最後にハリルの話を聞くことが出来たのは良かったなと。

出来ればロシアW杯でどうなるか、そこまで見たかったなと。

しかし、これもまたサッカーかなと。

これを糧にまた日本サッカーが上に進んでくれることを祈っています。



とりあえずダバディがどんな事をまた言ってくるか、そこら辺も楽しみにしてます。


それでは(・ω・)ノ

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