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2015年12月16日水曜日

祝!!太田宏介がフィテッセに移籍決定!!それに伴い、日本人の海外挑戦について考える。

FC東京の太田浩介選手がフィテッセに移籍が決まりましたね(*´▽`*)




移籍金は満額の1億円という事でFC東京としても良い移籍なのではないでしょうか?
ただ、太田が移籍した穴をいかにして埋めるのか。駒野の移籍が決まっているので大きな不安はないのかもしれませんが、やはり、長年活躍した選手がなくなるという事は簡単に埋まるものでは無いので若干の不安も隠せないと思います。

フィテッセと言えば安田やハーフナー・マイクも所属した事もあるチームなので日本人に対するイメージも良いチームなのではないかなと思うので、溶け込みやすい環境にあると思うのですが果たして…?

ここで日本人選手の海外移籍について少し考えてみたいと思います。

まず移籍金について。
今回の太田選手の移籍金は1億円という事ですがこれは日本人選手としてはかなり良い金額だと思います。
移籍金の出し方について関わってくるものとしては現在の年俸と残りの契約年数、実力と将来性だと思われます。
太田選手は日本代表にも選出される様な選手ですがJリーグは欧州のリーグに比べると総じて金額が低いです。また、資金力が乏しいチームが多いため長期契約もなかなか結べないというのが現状です。
結果として移籍金も低くなってしまうのは致し方ありません。
またJリーグでの活躍と日本代表としての評価ですがこれもやはり欧州に比べると歴史の違いもあり、評価は高くないと思われます。
身近で見られる欧州リーグの選手とJリーグの選手では直接選手を見られないというのはやはり評価として違ってしまうのは仕方が無い事だと思います。また、安定してW杯で活躍する国の代表選手は海外でも評価が高くなる傾向があります。
これらが一番分かりやすい例ではブラジル人選手ではないでしょうか?ブラジルのリーグに関して言えばリーグとしての実力レベルは決して高いとは言えないと思います。しかしながら、代表クラスになるとその実力はどこのリーグに行ってもある一定の結果は残せるのではと計算しやすいと思われます。これらは長い間作り上げてきたブラジル人選手たちの活躍の歴史が作りだした物だと言えるでしょう。
この地位を高めていくためには代表戦で安定して良い成績を残すこと、海外のリーグで安定して活躍する選手を創り出していく事が大切だと思います。
どこに行っても日本人選手って結構やるなというイメージを海外でも持ってもらう事、それが大切だと思います。

続いて将来性について。
太田選手は現在28歳。選手としては脂が乗った一番良い時期だと思います。しかし、初の海外挑戦の年齢と言われるとやはり少し遅いと言われるでしょう。
日本と海外で比較するとまず言葉の壁があり、これによりチームに馴染むのに時間が掛かる事が多々見られます。若手選手なら長い目で見て活躍するビジョンを持てるかもしれませんが、選手として脂が乗っている太田選手は即戦力としての期待をしなければいけません。
若くして海外移籍をと選手たちが言う背景にはここら辺の考えが大きく関わってくる所だと思います。環境の変化や、語学の習得など若ければ若いほど有利である事は間違い無いですからね。

その他の要素としてあげられる部分としては枠の問題です。
現在のJリーグでは外国籍選手枠は3人。これにアジア枠としてプラス1人まで認められています。
これはそれぞれのリーグによって違いはありますが、日本人選手は助っ人として数少ない席を消費して雇われるので短期間で実力を示す必要があります。ここの部分に関しても日本人選手の移籍ハードルを上げてしまう部分ですね。

もう1点、シーズンの違いも上げられるかもしれません。
日本のシーズンは春から冬にかけてがサッカーのシーズンになりますが、欧州のシーズンは夏から春にかけてシーズンと日本と開催期間が違ってきます。
欧州のチームがメインでチーム作りをしている頃、日本はシーズンの真っ最中となり、なかなか簡単に移籍をする事が出来ません。の日本側が選手を簡単に出せる状況ではないというのが大きな問題ですが、これは世の中の流れの話になってしまうのである意味、一番難しい問題かもしれません。
今回の移籍に関して言えば太田選手はウィンターブレイク明けの合流になるでしょうから太田選手はオフの期間がほぼ無くオランダで試合に出ることになります。
1年間フルシーズンで頑張ってきた選手が更に半年ガンバレと言われても肉体的な負荷をどこかで抜けないとパフォーマンスが落ちてしまうのは致し方ない事です。

これらの問題から考えても今回の太田選手の移籍金1億円は結構良い金額だと思います。
フィテッセという過去に日本人選手が活躍していたチーム、オランダという過去には本田や吉田麻也、現在ではハーフナー・マイクが活躍しているという下地があるからこそ、この金額が出てきたんだと思います。

年明けからの太田選手の活躍は要注目です。

それでは(・ω・)ノ






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