本山が北九州に移籍する!!の巻

鹿島アントラーズの本山選手がJ2のギラヴァンツ北九州移籍が決まりましたね。

小野や高原などと一緒にWユースで準優勝した黄金世代の1人ですね。
そんな黄金世代の中で高校三冠という偉業を成し遂げたチームが東福岡であり、そのチームでエースとして活躍していたのが本山でした。
雪が降る中行われた東福岡対帝京の試合は今も語り継がれる選手権での名勝負の一つとなっています。

そんな本山ですが、クラブチームでの活躍は目を見張るものがありますが、意外と代表には縁がなく、選出自体もそこまで多くはありません。
実力だけを見れば屈指なのに選ばれなかったのはケガであったり病気で会ったりと色々な要素はありますが、もっと国際舞台でその活躍を見たかったと思わせられる選手の1人です。

本山といえばペナルティエリア付近で非常に怖い存在でした。
パスもドリブルもシュートも出来る、そんなプレースタイルは今で言うなら香川と被る感じでしょうか？
個人的には本山のドリブルが好きです。
速さで勝負というのではなく、タイミングとキレで勝負する感じのドリブルはなかなか敵に止められる事がなく、そんな選手がバイタルエリアでウロチョロするだけで本当に怖い存在です。

日本屈指のプレイヤーである本山ですが上記したようにケガや病気に悩まされてフル出場出来ないという大きな欠点がありました。
しかし、鹿島でもそうであったようにスーパーサブとして試合に出てはかつやくするという恐ろしい切り札として長年活躍をしてきました。
決して早熟の天才ということではなく、息の長い天才プレイヤー、それが本山です。
黄金世代も来年で37歳、そんな年齢なのに鹿島で10番を与えられていたという事実は本山が才能溢れる選手であった事の証明といえるのではないでしょうか？

先天性水腎症という病気を抱えながらもプロの世界の第一線を走り続ている本山はまだまだ現役で活躍する意思があります。
地元北九州という下のカテゴリーになりますがJ2の舞台で大暴れしてくれる姿を1日でも多く見せてほしいと心から願っております。

それでは(・ω・)ノ